片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

なんか文句あんのか辞典

 「なんか文句あんのか辞典」とは、心に去来する闇の言葉を、お前アホか、と言われながらも別の言葉に変換し、なんか文句あんのか?と、ひらきなおる辞典である。

【もう駄目だ】これ以上なにをやっても無駄と、へたり込んでしまうようす。
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【モ〜だっ、メ〜だっ!】幼子を牧場に連れて行ったら、牛やヤギを見て、「モーだぁっ、メーだぁっ」と、騒ぎたてるようす。幼子には、牛やヤギという知識がなくても、見たまま聴いたままをそのまま受け入れるという特性がある。これには、自分自身を受け止め、少しずつでも前に進もうという、隠された意味がある。実際、幼子は、「モ〜だ、メ〜だ」とふらふらしながら牛とヤギに向かっていこうとする。
 


【鬱】心が闇に覆われ、暗く深く晴れない状態。
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【雨通】通り雨のこと。雨もいつかはあがる・・・という短絡的な意味ではない。むしろ、そんな簡単にはいかない、雨はいつでも降る。という意味である。
 歌手・豊島ひとみさんの歌「通り雨」の♪男は気まぐれ、どうせ通り雨♪・・・が本来の意味に近い。人は女で心は男。男は本当は女が好きなくせに、暴言を吐いたり無視をしたりしてしまう。女は、そんな男に腹を立てながらも、つかず離れず見守っていく。実際、世の男のほとんどは、雨の日、好きな女に傘をそっと開かれると、温和しくなって家に帰ってしまうものである。