片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

常識人をめざして・・・

 昨日、「めぞん一刻」のこと書いて、ちょっと思い出すことがあって・・・

 前の職場に、ちょくちょく一緒にメシを食べに行く男がいて、その人は、周囲から変わった目で見られていたんです。なぜなら、何か聞くたびに、

 「それは、言えません」
 「それは、秘密です」
 「それって、なんの事ですか?」

 と、返すのだ。たとえば年齢を聞いたら、「言えません」。年齢は失礼な事かもしれないが、名前を聞いたら、「秘密です」。
 携帯で何か調べてるから、ネットで何を調べてるのって聞いたら、「ネットって何ですか?」とくる。

 まあ、調べたらわかる事なんだが、本人は「秘密です」で通していたなあ。

 ある時、「なんで、秘密です、とか。言えません、とか言うの?どうして何でも知らないふりをするの?」と聞いたら、「僕は、めぞん一刻の四谷さんになりたいんです」と言う。

 ちなみにその男は四十代で、私はコンコンと、漫画の世界と現実の世界は違うんだから・・・と説いたのだが、あまり変わることはなかった。メシを食いに行くたび諭したのだが、四谷さんへの憧れは消えなかったようだ。

 結局その男は、周囲から変人扱いされていた。だから付き合いも、私ぐらいしかいなかった。だから仕事も重要なことは任されていなかった。結局私も、その職場を辞めて交友はなくなったが。

☆四谷さんが分からない人は、悪いけど自分で調べて下さい(_ _)
←四谷さん
 あー、長くなってきて収拾がつかなくなってきましたが、まとめると、心で何を考えてもいいけど、発言は気をつけないといけないって事を、その男に学んだということです。

 あたりまえだけど、常識ある人間に成りたい・・・(_ _)・・・