片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

送り火・・・元気になりたい

 昨日、八月十五日は、しかし、町が静かでありました。毎年お盆はこんなもんかな・・・とも思いますが、昨日はなんというか・・・静かでありましたなぁ。


 終戦記念日ということもあって、大阪の街頭では、本物の(戦争当時のモノをコピーした)赤紙を配って、戦争反対を訴えるグループがいたりした。実際、その紙を手にしたら、ちょっと、しんみりするでしょうね。深い感傷を感じるでしょうね。ある主婦は、もし自分の子供にこの紙が届いたら・・・と目を伏せていました。



 そして、新聞配達中の静かな町の中で、静まりかえった住宅街の中で、キャッキャッと騒ぐ一家がおりましてねぇ・・・もう滅茶苦茶でしたわ。
 若いお父さんとお母さんがいて、小さな子供たちがいて。子供は多かった。女の子一人に男の子三人。一番下の男の子は裸にオムツでよちよちフラフラ歩いている。その子にお兄ちゃんが、水道水のシャワーを浴びせながら追いかけているのです。オムツの男の子はオムツをずぶ濡れにして、楽しそうに笑いながら、ヨチヨチしている。それを見ながら、玄関先の階段に腰掛けた若い母親が、コロコロ笑っている。



 私は不審者じゃないけど。あまりの可愛らしさに不用意にその子供に近づいたら、若い母親は牙をむいて、私に飛び掛ってくるだろう。子供を守ろうとするだろう。母親の幸せそうな笑顔を見て、そう思いました。
 感傷に、ヒューマンドラマにずぶ濡れに浸りきってはいけない・・・そう思いました。私は今、この現実を生きているのです。私以外の他人も、そうなのです。過去は、感傷をこらえて、分析し、学ぶべきだと思うのです。そして、強さとは、元気とは何か・・・を研究しないといけないと、思うのです。



 夕方、送り火をしましたけど。来年のお盆はどうしているか・・・。いやいや、足元を見て、元気を出さないと。そうだっ・・・お爺ちゃんお婆ちゃん、ご先祖様・・・
 私は、落ち込んだりもしたけれど・・・
 落ち込んだりもしたけれど、私は・・・


 おちこんだりもしたけれど
    わたしはスケベになりました

バキッ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!