片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

伝言あり

 電話(携帯電話)にまつわる、心に残る経験・・・というものを、誰でも持ってるのではないでしょうか?





 昨日、メシを食いに行った前の職場の人は、出会い系メールで、これまで何度か、女性とお会いしたことがあるらしいです。

 『出会い系メール=ニュースで報道されるような犯罪』

 ・・・とは、すぐに結びつかないようだ。その人が言うには、出会い系に現れる女性は、非常に用心深いらしい。会っても、本名を名乗ってるかどうかも分からないし、簡単にはこちらの指示で動いてくれないらしい。じっと、こちらの人間像を、うかがっているらしい・・・

 当たり前といえば当たり前か。ニュースで犯罪に巻き込まれてる女性は、未成年が多いから、経験として警戒が不十分か、無いのかもしれない。

 私にはまったく興味ない話だけど、前の職場の人は、電話を通じて、直接会うことを求めるのだな。私は、そんなの面白くない。






 もうずいぶん昔のことだけど、ある時から、まったく知らない女性から、私の携帯に留守メモが入るようになったのです。

 「〇〇、電話してくれる?掛けなおしてくれる?」 

 いつも、こうした伝言が、残されるようになった。「〇〇」とは、男の名前で、もちろん私ではないし、私の知らない男の名前です。完全なる間違い電話だ。そのうち気づくだろうと思って、放っておいた。
 毎日、残される伝言メモ。日に二回とか三回も。それが一週間ぐらい続いた。
 さすがに、なんだか申し訳なくなって、私はその女性の着信履歴に、こちらから電話してみることにしたのだ。電話に出た女性は、聞きなれない私の声に、戸惑っている。

 「あの、最近毎日、僕の携帯に伝言を残してるんですけど・・・間違っていませんか?」
 すぐに、何のことか察したようで、その女性は、「ええーっ!?」・・・と悲鳴をあげていた。侘びを言われ、そのあと数分、お話をした記憶がある。照れ隠しなのだろうか、軽快にしゃべる、気さくで感じのいい女性に、私には思われた。もちろん、私は男の名前のことは聞かなかったし、女性も話しませんでしたけど。

 もし、これも何かの縁、一度お会いしませんか・・・なんて申し出ていたら、どうなっていたことでしょう・・・そんなドラマみたいなことは、致しませんけどね。声の記憶だけ残すほうが、面白いのだ。





 みなさんも、間違い電話、何度もあるでしょう?ほら、昨日掛かってきた、見覚えのない着信記録・・・それは・・・




スケベの電話かもしれませんよ(-_-)


伝言は残ってませんでしたか?・・・(-_☆)キラッ!



バキッ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!