お遍路のこと①・・・ペンギン
菅直人前首相が、今、四国八十八ヶ所・お遍路の旅を再開していることは、広く知られてるんでしょうか?私も、新聞の下のほうに小さく載ってるのを見ただけです。テレビニュースでもやらない。
まあ、それはいいのですが。菅前首相が、「東日本大震災の復興を祈りたい」・・・という、お遍路とは何か・・・私の経験談のことを、書いてみたいと思うのです。
そんなたいそうな話じゃありませんけども(^^;)
木村拓哉さん主演、『南極大陸』が話題になっています。私は観てないんですけど、タローとジローがでているんでしょうか?
日曜劇場『南極大陸』 | TBSテレビ
高倉健さん主演の、『南極物語』と同じ、タローとジローの物語なんでしょうか?
私がお遍路で、高知県の人気の少ない商店街を歩いていた時の話です。一軒の酒屋があった。酒屋入り口の横に、酒屋の二階に上がる階段があって。その階段の上り口に、
「南極観測」とか、
「捕鯨船」とか、
ギャラリーっぽく張り紙をして、道行く人の目につくようにしてあったのです。私は休憩をかねて、のぞいてみることにしました。古い木造の階段で、ギシギシと音を立てながら二階に上がり、上がったらものすごく古めかしい、これまた木造のドアがあって、私はノックをして、そのドアを開きました。すると、部屋一面に額縁入りの写真が飾ってあって、船の模型やら、鯨の一部分と思われる大きな骨が目に飛び込んできたのです。部屋の中央にはテーブルがあって、そこに、一人の老人が背を向けて座っていた。侵入者に気づいた老人は、私に振り向きましたが、日に焼けた顔は、若く見えるなと思いました。
「私は、南極観測船に乗っていた。それと、南極海域で鯨も獲っていた」
老人はなんだか嬉しげに、そう言って、写真に映っている捕鯨の様子や、氷の大陸の説明をしてくれ、船や鯨の骨について語ってくれました。自分の歴史館をその老人は、自分で作ったんだ。そこに座って思い出に浸り、訪れる人がいたら、過去を誇っているんだ。
ふと、ペンギンの模型がチン・・・と部屋の隅に置いてあるのに気づいて、よく出来た模型だなと思っていたら、その老人が、
「それはね、本物の剥製なんですよ。鯨を網で引き揚げる時に、網の中にペンギンも入ってくるのです」
へえっ・・・そうなんだあっ・・・
私は無性に感心して、そのペンギンの剥製を間近にしげしげと見たものです。ペンギンに体毛があるって、その時初めて知りました。
そんなことがありました。どうでもいい体験談ですけどね。
でももう少し続くんで、
スケベの物語 はしばらく待っていてもらいましょうか。残念でしょうけどね・・・ふふふ・・・
別に待っとりゃせんわっ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!