片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

ください

 このブログでは、NHKラジオ文芸館の感想などを、定期的に書いてますが、この番組とは別で、NHKはFM放送で、ラジオドラマを長年放送しているのです。知ってる人は知ってると思いますが、

 FMシアター ・・・という番組です。
 http://www.nhk.or.jp/audio/prog_fm_future.html



 これがまた、素敵な番組なのです。こちらは朗読ではなくて、完全なドラマ形式です。AM放送のラジオ文芸館と放送時間が重なる時期もあって、どちらを聴けばいいのか、困ったものです。当時、私の住まいは、FM電波を捕らえることが出来ましたからね。
 今の住まいでは、FM電波がまったく受信できないのです。ホントに残念です。何とかならんのか、と思うのですが(-_-)



 

 もう、十五年ぐらい前ですが、FMシアターで、とても印象に残る作品がありました。その作品を聴いたから、ラジオドラマが好きになって、今でもFM電波を受信できたら・・・と思うくらいです。こんな内容でした・・・
 一人暮らしの盲目の若い女性の生活を、男子大学生が取材する・・・という話です。お決まりのように、淡い恋愛に発展して、そして破綻するのです。
 ある日その盲目の女性が、ビルの屋上から人が飛び降りんとする現場に遭遇します。そして、自殺しようとする人に、盲目の女性が叫びます。

 

 「お願いしますっ!どうせ死ぬのならっ、あなたの目をくださいっ!」



 飛び降りんとする人がどうなったか、ちょっとあいまいなのですが、たぶん、飛び降りなかったと思います。そして作品として、盲目の女性がどう締めくくられたのかも、あいまいなのです。だけど、上のセリフが、とても印象に残ってます。
 映像のないドラマですから、余計に、浮かび上がる叫ぶ女性の映像が鮮明に残るんです。
 

 
 「どうせ・・・なら、あなたの・・・をください」
 「お願いします。あなたの・・・をください」





 正直にいうと、嫌です。生きてる間に・・・を失うのは恐ろしいです。


 スケベなら、いくらでも差し上げられるんですけど・・・

いらんわっ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!





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