大いなる河(最終回)・・・日本初
極端に不正を嫌う性質。商業農業で民を潤わせる知性。そんな石田三成公が現代にいたら・・・
一部の政治家、大企業、現代日本の私利私欲を優先する力のある者たちに、やはり立ち向かっているのでしょうね。
そしてやはり、敗れるのでしょうか?
とにかく、現代によみがえらせたいとワクワクする武将は、三成公以外あまり見当たらない。
三成公には、初芽という愛人がおりました。もともとは家康側から仕向けられた間者だったのですが、逆に三成公に惚れこんでしまうのです。甘酸っぱい話もあるのですよ。
つまり、三成公の面白さは、その短い生涯にドラマが濃縮されていることです。これまでの大河ドラマのように、最終回に向かうほどだらだらすることがない。
恋があります・・・初芽との愛。
青春があります・・・秀吉に必死に仕えた時代。
友情・・・直江兼続、大谷吉継。
憎悪・・・豊臣家、尾張派の武将たちとの確執。
敵・・・徳川家康との戦い。
そして迎える、天下分け目の関ヶ原っ!
三成公は家康との最終決戦に向けて、おそらく日本地図を拡げて熟慮したことでしょう。なにしろ、大阪と会津(福島)の間で家康を挟み撃ちにしようと計画したのですから。そして、戦いの後を夢みながら日本の国土を澄んだ目でみつめたことでしょう。そこには欲も野望もなかったはずだ。
「最初の日本人は坂本龍馬」・・・なんてよく言いますね。
三成公は、
「最初の日本の政治家になろうとした」
人物ではないかと思ったりします。天下を統一しようとしたのではなく、民のための日本を創ろうともくろんだのです。その壮大な志は、家康に敗れて消えるのですが・・・
さて、長々と書きましたが最後に、三成大河のタイトルを考えてみたいと思います。これしかないでしょう、
石田家の旗印から、このタイトルをつけてみました・・・
『大スケベ』
バキッ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!
・・・失礼しましたm(_ _;)m
『大一大万大吉〜日本を創ろうとした男〜』
こんなタイトルでどうですか?
まあ、ないと思うんですが・・・、もしNHK関係者がこのブログをみてたら、どうですかね。キムタク石田三成。面白いと思うんですがね。
すごく、面白いと思うんですがね・・・
<おわり>