片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

〇〇〇の世界

 誰もが知ってる、笑福亭鶴瓶さん。しかし、

現在  → 昔  

 アフロの鶴瓶さんを知る人は、少なくなったでしょう。
 では、この(↓)おじさんを知ってますか?

 誰だっ、誰なんだーっ!
 という声が聞こえますよ。関西以外の人はほとんど知らないでしょう。関西でも今やもう、どれほどの人が知ってるのか・・・
 この人はかつて、関西中の人から、「先生」とよばれていました。
 この人の名前は、


 新野 新(しんの しん)放送作家の先生です。新野先生です。関西のテレビ界の、もっとも面白い時代を創った人なのです。






 アフロ時代の鶴瓶さんは、この新野先生と二人で、伝説のラジオ番組を放送しておりました。その番組も今や、知る人も少ないでしょうが、


 『ぬかるみの世界』・・・という番組です。


 日曜深夜零時から二時半くらいまでの番組でした。日曜深夜ですよ!しかし、十年も続いた人気ラジオ番組だったのです。どんな番組かというと、鶴瓶さんと新野先生がただしゃべっているのです。そうです、二人でただ、しゃべっているだけなのです・・・
 たまに、葉書を読んだりリスナーに電話したりもありましたが、基本二人のフリートークの二時間半でした。


 みなさん、鶴瓶さんといえばおだやかな性格を思い浮かべるでしょうが、この番組では素の鶴瓶さんがでていたものです。若いときは気性が荒かったのです。

 十代の少女タレントがタバコを吸っているのを雑誌(フライデー)に載せられたのを、新野先生と議論したときなど、芸能界だからしょうがないという先生に、


 「まだそんなことぬかしとんかっ、おっさんっ!」


 などと、ぶち切れていました。





 まあ、懐かしいです。
 月曜日の前、日曜の深夜なんてラジオを聞く人なんていないでしょうが。どうです一度、ラジオをONにしてみては・・・。
 声が、しゃべくりが聞こえてくるでしょう・・・
 その番組は、






スケベの世界 です。