片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

ホットコーラ

 おはようございます。
 今朝のラジオ文芸館は、
 宮本輝さん作、 『ホットコーラ』 ・・・でした。




 ヒデオは、会社勤めを辞めて、新興住宅地の一角に店舗つき住宅をローンで購入し、喫茶店を開業しました。近くにかまぼこ工場とその女子寮もできて、客足は伸びるかと期待していました。しかし、資本のあるライバル喫茶店が登場し、女子寮の女性たちは、その洒落た喫茶店に流れていってしまいます。ヒデオの店には、土曜日の午後、工場の技師たちが競馬の予想をするたまり場のようになってしまうのです。軌道にはまったく乗ることができない。ヒデオの妻は、家計の為に外で働き始めます。



 ある日、ヒデオの店に、ハッとするような清潔感のある女性客がやって来ます。



 



 「ホットコーラ」



 女性客の注文に、あぜんとするヒデオと、競馬の予想をする技師たち。その女性客は週に三回、同じ曜日と同じ時間帯に、来客するようになるのです。そして注文するのは必ず、ホットコーラ。
 ヒデオは、自分が作ったホットコーラを少しだけ、口にしたことがあります。炭酸が抜けて粘りつくようなその甘みを飲みながら女は、何を思っているのか?
 ヒデオは、女性客が店にやって来る、その本当の理由は何かと考えるのです・・・





 ブログを続けていて、ときどき不思議に思うことがあります。書いていた記事の内容に近いお話が、その週に文芸館で放送されたりするのです。
 『ホットコーラ』 ・・・というこのお話もそうです。ヒデオはどうなってしまうのでしょうか?経営的に緻密な計算もせずにスタートした商売は、上手くいくのでしょうか?きっと・・・


 きっと・・・


 上手くいかないでしょうね。それでも、いい。やりがいがあれば、いい。ヒデオは満足しても、奥さんはどう思うのでしょう。









 「人生、どうなるか分からない」


 
 最近私は、ある人からこんな言葉を投げかけられました。こんなことも言われました。



 「やらないで後悔するよりやった方がいい。でもそのかわり、失敗しないように、できるだけの事はやるべきだ」




 まあ、焦らずにやりますか・・・







 人生何があるか分からないからね・・・
 そこの四人さん、





  



 スケベの元でやり直してみませんかなっ!?
 えっ!?
 特に、そこの人っ、
 た・・・



 
この人らも選ぶ権利あるわっ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!