片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

ゆっくり二百メートル

 梅雨に入り、なにかと気分が滅入る日が続いているのではないでしょうか?
 こんな時期私は、下肢がだるくなります。
 どうも下半身が疲れると、なにごとにおいてもモチベーションが低下するようです。
 

 
 ところでこの写真の年老いた男性は、私が良く通る道をほぼ毎日、歩いております。杖をついていまして、片手を腰の前で抱え込むように曲げておられるので、脳卒中を経験された方だろうと思われます。
 ゆっくり歩いておられます。
 距離はそうですね、自宅の前の通り百メートルを一往復くらいでしょうか。
 ゆっくりゆっくり、歩いて、帰宅されているようです。
 おそらく、この男性と私とでは、「下肢」または「足」という名詞や、「歩く」という動詞は、まったく意味の違う単語なのでしょう。





 「歩く」という認識をいつから持ち始めたのか?
 そう考えてみると、どうやら、「足」につながる熟語を語り始めたときからかもしれません。
 




 足がだるい。
 足が重い。
 足が上がらない。




 だから・・・
 ・・・今日はもう歩きたくない。




 等々、歩く行為を否定するようになってから、「歩く」ことを認識しだしたのだと思います。その時期はそうですね・・・高校生ぐらいでしょうか。





 人生でどれだけの距離を歩いたか。
 それは、歩くことも不自由になってから考えるのでしょうか。
 上の写真の男性からは、いつもそんな意思を感じます。





 なにしろ、美女に会うには歩かなイカンですからな。
 世界を歩かにゃイカン。

 
 キャメロン(アメリカ)。シャラポア(ロシア)。チャン(中国)。ジウ(韓国)。ソフィー(フランス)。くらら(沖縄)。




 キャメロン・ディアスさん

 シャラポアさん

 ソフィー・マルソーさん

 チェ・ジウさん

 知花くららさん

 チャン・ツィーさん

*(あいうえお順)





 世界を歩かにゃ、イカン。
世界を歩かにゃあ、イカンなあっ! 

 なあっ、おいっ!




誰に語りかけとんじゃっ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!