片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

いったん逃げる

 最近、
 『イジメ』
 ・・・を前面に出したニュース報道、記事が多いですね。
 大津市の中学生のイジメ自殺の報道であることは、多くの人が知ってるでしょうね。





 情報によると、自宅にまで押しかけられて、部屋内を荒らされていたらしい。となるともう、逃げ場が無いですよね。自分の家でさえ、逃げる場所ではないのです。地獄ですね。





 イジメの対処については、
①反撃する
②耐える
③逃げる
 ・・・の三つが考えられましょう。




 ですが、
 「①反撃する」は、現実的ではないでしょう。
 「②耐える」もいいのですが、耐えられなくなった時が自殺なのですよ。
 「③逃げる」が理想になってきますが、家でさえイジメの現場だとすれば、どうすればいいのでしょう。






 誰だって、「家」・・・に守られたい。
 



 そもそも、日本国家には、「反撃する」という思想が無いのです。反撃の手段を放棄せよと、なっているのです。丸腰の相手には、何者も攻撃してこない、が平然と謳われているのです。






 原子力発電が自然界に無い危険なエネルギーなら、
 非武装もまた、自然界に無い危険な思想であるに違いない。
 同類なモノに違いない。





 しかし、世界的著名人が反原発に数万人を集めた場で、反自衛隊を呼びかけるのですから。私はその数万人が怖い。
 私は、家でさえ地獄となった少年に武装をさせてあげたい。
 武器を持たせてあげたい。
 ・・・いや、
 武器とは何かを、知る機会を与えたい。






 学校でさえ、自分の家さえなくなったら、
 「国家」が、教えたあげたらいいのに・・・
       守ってあげたらいいのに・・・







 私が学生の頃、自衛隊員が学校に勧誘に来てましたね。
 「衣食住タダ! 体ひとつできてくださいっ!」
 迷彩服のオッサンが、直立不動でそう言ってました。








 「衣食住タダだっ! 体ひとつで、逃げて来いっ!」
 逃げ場の無くなった少年少女が、軍隊に短期間その身を預けるなど、非難の嵐でしょう。
 しかし彼らが迷彩服をまとい、自然の中でサバイバルし、戦闘機のエンジン内を油まみれで掃除し、軍艦の上で水平線を見たら、何も変わらない訳がない。
 きっと、武器は持たずに、元の場所に帰れる武装をできるに違いない。







 日本人って、そんなに馬鹿じゃないでしょう。