片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

今日の言葉(9/15土)

●新聞店。残暑の追憶。酒飲み配達員と他の配達員、
 「俺らも、もし免停でもなったりしたら、すごこれやで(自分の喉元を指先で切る振りをして)」
 「別に構へんで、ワシ、ホンマ」
 「あんた、行くとこあるんかいな?寮に住まわしてもろてんやろ」
 「かあちゃん(元?嫁さん)とこ行くんや、ホンマ。前も、かあちゃんの世話なっとったからな。別にええんや、昔ワシ、子供の世話しとったからな、ホンマ。病院通いばっかりやったで、ホンマ。それでワシ、会社辞めたんやから、ホンマ」





●まいど。母親、
 「今日のご飯、いつもとちゃうやろ。いつも買うてるやつ品切れやったからな、ランクが上のやつ買うてん。それしかなかってん。『宝船』やで」
 「前は、何やってん」
 「『まいど』や。どうする?これから『宝船』がええか?」
 「うん」
 「あかん。贅沢や。『まいど』で十分や」