GOGO!! ・・・その岐路に悔いなし

 先日、この関西地方の新聞夕刊、大手四紙(朝日、読売、毎日、産経)の一面と、社会面見開き二面をぶち抜いたスポーツ選手がいました。
 一人の野球選手の引退を伝える記事です。

 
 その選手は・・・


 松井秀樹選手。



 この関西地方の新聞で、あれだけ大きく紙面を独占できるのは、阪神タイガースの選手。それも一部のスターだけです。
 私の記憶でも、最近では、金本選手。そしてひと昔前では、ミスタータイガース掛布雅之氏がいただけ。




 松井選手は、阪神の宿敵、読売巨人軍の選手だ。
 (・・・いや、巨人だからこそ大きく取り上げられるということもありますが・・・)
 そうです。あの江川卓氏の引退時も、関西の新聞は賑わった。






 しかし!
 今回の松井選手とあの時の江川氏では、まったく、その質が違うのです。



 あの時は、江川氏個人を取り上げたのではなく、当時の社会と巨大な読売グループの灰色の世界観を、江川卓という一人の野球選手をその窓口としたような感があった。江川氏の記事ではなかったのだ。




 だけど!
 先日の松井選手の取り上げ方は、松井選手の野球道を、その岐路を、懇切丁寧に綴っていたのです。その扱いは、尊敬と感謝がこもっていた。
 敵である巨人の選手の松井選手を、阪神のお膝元、関西が大きく温かく、そして今後の祝福を交えて、新聞上に文字を躍らせたのだ。





 松井選手を悪く言う阪神ファンを、私は見たことがない。
 松井選手はもともと阪神ファン。入団も阪神を希望していた。そのことを関西人は知っているからでしょう。
 エリートが最後に舐めた辛辣も、関西人の好むところなのかもしれない。
 


 数ある日本人メジャーリーガーの中で、日本野球を背負って挑んだのは、松井選手だ。あのイチローだって、その意気ごみだけは松井選手に劣る。
 日本最高の四番を命がけで泥を塗らないようにした松井選手。
 そのことを関西人は知っている。



 そしてもっとも重要なことは・・・



 
 松井選手は偉大なニッポンのスケベを背負ってアメリカで挑み続けたということを、関西人はよーく知っているのです。
 だから関西人は、松井選手を、松井選手のスケベ哲学を愛しているのだっ!






 松井選手。
 ありがとうっ!

 日本に帰国したら、真っ直ぐ私のところに来なよ!
 新春スケベ対談をしようじゃないかっ!!