片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

血脈

 床屋に行ってきました。
 例のあの、アルバイト女の子はまだ頑張って働いておりました。



真っ赤なマニキュア - 片隅の町



 顔剃(そ)り、シャンプー、そしてラストの床屋マッサージまでを、手馴れた様子でこなしておりました。
 



 そしてえっ!!




 私は衝撃の事実を知ることとなったのです。
 女の子は、よくしゃべる爺さんの顔ひげを剃っておったのです。爺さんはべらべらとよく喋りました。自分の住まいはどこそこだという会話となり、


 「私は、すぐそこですよ。歩いて五分くらいですよ」


 と、女の子が爺さんに告白したのです。
 へえ。
 ほお・・・
 そうだったのか。この女の子は床屋のすぐ近くに住んでおったのかと、妙に感心しておりましたら、




 そしたらあっ!!



 
 次の瞬間私は、衝撃の事実を知ることとなったのです。




 
 それはあっ!!




 その衝撃の事実とは・・・





 それはなんとおっ!!


はよ言えっ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!


 床屋のスタンプ





 「お爺ちゃんはここのオーナーですよ」



 えーっ!?




 なんとなんと、女の子は床屋の大将の孫娘だったのです。
 

床屋の大将 - 片隅の町





 まあしかし、合点がいったりもしましたけどね。
 普通女の子が、場末の床屋でバイトなんかしないでしょうからね。祖父が経営する床屋で働かせてもらっていたのですね。
 しかしね、いいことだと思いますよ。
 たとえ将来、美容の道に進むとしても、理容で勉強したことは決して損にはならないでしょう。
 むしろ、利益になることが多いはず。




 大将の店の理容と、女の子が始める美容で、ダブル経営なんてこともできるだろう。




 その時私は、どうしたらいいのでしょう・・・


 やっぱりアフロで・・・






 いや、
 今日は日曜日だしね、
 ここは、







 サザエでございまぁすっ!


 でお願いしましょうかね。


スケベでございまあすっ!!