マクドにて

 マクドナルド。
 ・・・ご存知ですよね。
 アメリカからやって来た、食べ物屋さん。
 今やこの日本で、天下無敵の大企業となっておりますね。




 最近私は、ひとつ思っておりましたが、皆さんはどうでしょう?
 マクドの味は、落ちている・・・と。
 マクドといえば、たま〜に食べたくなる美味しさとこってりさ。
 でも近ごろ、久しぶりに食べても、美味しいと感じないのです。
 これには理由があると思います。
 声をひそめていいますが、きっと・・・
 肉質や食用油の質が落ちているのだと・・・思います。




 まあ私の舌も、完全にファストフードに麻痺してるわけではないと思います。
 マクドなんて、私の中学高校生時代には珍しかったのですからね。
 そのマクドナルドで、先日、ある光景を目にしました。




 店外のテーブル席に、老夫婦と孫(男の子)が座っておりました。お婆ちゃんは小さな孫に、ハンバーガーを「はい、アーン」、てな感じで食べさせておったのです。孫の前には、フライドポテトが山盛りです。お爺さんがそれを摘まんで「はい、アーン」。
 近ごろ珍しい光景ではないですね。親子三代でマクドで食事をしている家族は、結構見かける。
 しかしあの男の子は将来、ファストフードの食質・味質を見分けられるのだろうか?



 


 飽食の時代は、どうも江戸時代からはじまったようです。
 徳川の人間は早世が多いらしいですが、食べ物が原因だといわれている。
 そんな江戸時代、貝原益軒という学者は、こういっていたらしい、





 「子どもを育てるには、三分の飢えと寒さを与えるように」





 江戸時代でさえこんなことが言われていたのですから、現代は恐ろしいとは思いませんか?
 現代日本では、健康の為に食を見直しましょうなんていう代議士は、選挙で通らないかもしれません。そんな産業構造になっているはずです。
 食えや飲めやをPRしている大食品企業の数々が、多く日本の支えになっているのですから。



 
 健康に最もふさわしい食は日本食だと発表したのはアメリカらしいですが、なんか皮肉な話ですね。
 




 貝原益軒






 戦後の奇跡の復興。今の日本の豊かさ。今この瞬間の平和は、間違いなく、今の六十代七十代の日本人が頑張って働いてきてくれたからです。必死で働いている夫を妻が身を犠牲にして支えてきてくれたからです。
 これは絶対なのです。
 でも・・・
 その余生の充実の時間に、可愛い孫にハンバーガーとフライドポテトを主食のように食べさすのはやめてほしい・・・ちょっとそう思う。
 きっと、孫の将来の為にならない。





 仕方がない話ではあるのか・・・
 どうしようもない話ではある。
 今出来上がってしまっているこの国の構造を変えるのはもう、私も含めたもっと下の世代・・・



 将来を晴れやかにするのは マクドにいたあの男の子も含めた世代自身であるはずだし、そうでなければならないのでしょうからね。








 味が落ちてしまっているマクドナルド、なんとなくサービスも落ちているような気がする。そんなマクドにはもう、足を向けることはないかもしれないな・・・







 たとえ、そこのお姉さん、

 ビシッ!!

 ・・・あなたが、ハンバーガー片手に、



 「はい、ア〜〜ン」



 してくれたとしても、

 私はもうね・・・






 いただきま〜〜すっ!!




どないやねんっ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!