筋肉が痩せて骨と皮だけになった母親の下肢が、浮腫み始め、異様な膨れかたをしてきました。足の浮腫というのは、いよいよ終末期に入った証拠だそうです。
今日は、トイレの数センチの段差を乗り越えられなくなった母親のために、板を敷いて段差をなくしました。
ところで母親は最近、幻覚を見ているようです。家の中を、「子供がうろうろしている・・・」と言ったりします。幻視も、終末の証左だそうです。
病は、人の体を肉体的に精神的に、ただただ衰えさせていくものだと、分かりました。どうも人は、病には勝てないようです。
でもそれが、人の幸せと関係してるかどうかと問われると、私は違うと思います。