心の光(最終回)、夢へ
母親と友人関係だった書道家の先生から、一枚の色紙が送られてきました。色紙には、「夢」と書かれています。
色紙と一緒に、私宛に手紙も入っていました。
最愛のお母さまを亡くされて、日に日に寂しさがつのって来る頃と存じます。
「夢」、これはさんざん迷ったあげく選んだ、貴方にさしあげようと書きました字です。
一回きりの現実の人生はまるで夢のようなもの。
この世の中と現実の命は永遠ではないのです。
だから眠って見るはかない「夢」は、私達に真剣に生きることを思い起こさせてくれます。
だから思いっきり生き抜いて下さい。