片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の言葉(10/29月)

■新聞配達の道、 「私、隠れるのが得意なんです」 「まだかな・・・」 「あの娘の手紙、まだかあっ!」 「散歩・・・」 「連れてってにゃぁ〜〜」 「秋だわ・・・」 「影がこんなに長くなって・・・」 「なんだか、センチメンタルになってしまうわ」 「でも…

ヘブンズコール

FMシアター、「ヘブンズコール」 トオルは夢を見ていました。父親が痛い痛いともがいています。 「痛い痛い痛い痛い・・・」 目が覚めたとき、トオルは病院のベッドにいました。建築現場で働くトオルは高所から落下し、足を骨折していたのです。意識がないま…

再び

最近私は、「ラジオ文芸館」を更新しておりませんが、何故かというと、再放送が多い。昔は再放送は再放送で、更新しておったのですが・・・最近は・・・ ・・・また再放送かいな、と、そのまま寝てしまうのです。 それに、また聴きたいな、と思うような作品…

あの人たちの名前

今日の午前中のことですが、電車に乗ってうつらうつらしておりましたら、ギャーギャーと騒がしい集団が入って来た。小学低学年の集団が、引率の先生に連れられて電車に乗車してきたのです。遠足でしょうか? 私は座席の端に座っておったのですが、ちょうど私…

枯葉、砕ける

最近、私の住む阪神地域で発生した、近年まれに見る残酷な事件が連日報道(報道は全国区でしょうが)されており、なんとも言葉を作り出す気分にならないのです。 圧倒的な悪意の前では、人はカラカラに乾いていくしかないのでしょうか? なにもかもが、無意…

今日の言葉(10/19金)

■新聞配達の道、 ウサギ、久しぶり・・・

今日の言葉(10/14日)

文明とは・・・ 進歩とは・・・ ノーベル賞の報道が騒がしい今、考える機会がそこにある。 ●電話機と母親、 「0(ゼロ)、7(ナナ)、2(ニ)・・・」 「この電話っ、いちいちしゃべるから調子狂うねんっ! しゃべる前に番号押したらどうなんねんっ、いったいっ!」

ほんとうの音

名古屋放送局制作、 FMシアター、「ほんとうの音」 「死なせてくんねぇ」 今夜も、妻のちよが、夫のたみじを困らせます。 老いて、子供も独立している二人の生活。ちよが足を悪くして、ほぼ車イスの生活となって以来、たみじは酒を断ちました。掃除洗濯炊事…

ノーベル賞

ノーベルノーベルと、騒がしい近頃ですね。 ノーベル賞がもたらす未来とは、やはり、欲望の実現なのでしょうか? 病を患われている方には、失礼な表現かもしれませんね。最低限の健康こそ、まさに欲望なのですから、山中教授の受賞は、本当に希望をもたらす…

今日の言葉(10/9火)

●ノーベル賞を受賞した人は、世界にとってかけがえのない凄い人のはず・・・ 新聞店にて、 「ノーベル賞の賞金って、一億円やろ」 「そうやけどな。半分しかもらえんらしい」 「なんでや」 「そもそもこの、アイなんやら細胞はなぁ、四十年前にイギリスのお…

今日の言葉(8/7月)体育の日

●(たぶん初めて)コマなしの自転車に乗ろうとする男の子(孫)を見守る、老年の女性(祖母)。 「それっそこやっ、それそれもうちょいもうちょいっ・・・ぅわおぅっ!」

伸びる

数週間前に、小さな植物を買ったのです。深さも幅も五センチ四方ぐらいの器に入れられている、なんとかの木を買ったのです。 元来、私は植物や花を買う人間ではないのですけどね。気まぐれだったのです。 その植物ですが、玄関に置いていたら、なんとなく・…

今日の言葉(10/5金)

●姿見の前で、クルクル回っている母親、 「背中、丸なったなあ」

今日の言葉(10/4木)

●新聞店。誕生日を迎えた酒飲み配達員、 「いまさら誕生日いうたかてな、ホンマ。母親が生きとったらな、色々あるんやろうけどな、ホンマ。去年、二十年ぶりぐらいに電話したら、死んどったわ、ホンマ。・・・親不孝ばっかりやな、ホンマ」

素直

もうすっかりお馴染みの、新聞店、酒飲み配達員。今日はこんなことを言っていました。 「新聞配達なんて、最底辺の仕事やで、ホンマ・・・。休みはないし、誤配したらボロカスに言う客おるし、ホンマ・・・。今日は久々に梅田でて、ボートしてビールでも飲も…