片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

今週のお題「心に残る映画」・映画(館)

〜心に残る映画(館)←ちょっと強引なテーマ修正〜

 私が中学生の時、週に一回は映画館に行っていた。当時、大阪の堂島という場所に、古い映画をリバイバルする映画館があったのだ。名前は忘れてしまった。

 しかもその映画館は、会員になると、五百円で入ることができた(中学生料金)。しかもなんと、いつも三本立て上映なのだ。「ロッキー」なら「1〜3」を連続で上映するとか。一人の監督を特集して三本とか。色んな企画をやってた。

 その映画館は地下にあって、階段を降りる時からウキウキしてたもんだ。会員には会報が毎月届いて、それを読むのが楽しみだった。

 その映画館はもうない。名前もあった場所も、正確には忘れてしまった。

 ↑は、私が今現在、入会している、映画館の会報とスタンプカードだ。この映画館も、色んな企画をして、最新から昔の映画を、頑張って上映している、素敵な映画館だ。

 でも、スタンプカードには、判が押されていない。何が言いたいかというと。映画館に足を運ばなくなった自分自身が、なんか、みすぼらしい人間に思えてしまうのだ。

 私は、私の年齢からして、今の収入では、はっきりいって世間体が悪い(親はね)。でもそんな事はあまり気にならないが、映画館の薄暗い座席に座って、特別な世界と時間を作ろうとしない自分自身が、そっちの方が、人間として落ちてしまった様に感じてしまうのだ。


 明日は雨のようだから、頑張って映画館に行ってみようかな。