片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

ビューティフル床屋

 昨日、床屋でいただいたタオルと、新しくなったスタンプカードです。

 スタンプカードは、二十個で満タンだ。それはつまり、二十ヶ月かかるということ。約二年か・・・
 あの可愛い女の子アルバイトは、二年もいないだろうなぁ・・・
 あの子が辞めたら、また、おっさんスタッフとおばさんスタッフだけの床屋になってしまう。
 しかしなぜ、あんな可愛らしい女の子(おそらく女子高生)が、バイトをしてるのか?あの子が来てからもう二ヶ月くらい。家が近いから?将来、理・美容師になりたい?床屋の大将の娘?いや、それはないだろう。

 なんとなく今、あの床屋は、今村昌平監督の「うなぎ」の床屋に近い雰囲気にある。刑務所から出てきた役所広司の床屋に、清水美砂が転がり込んでからの雰囲気に似てる。
 女の子も、進路等あるだろうからな。いつまでもあんな場末の床屋でバイトできまい。
 まあ、仕方あるまい・・・
 私も、ちょっと洒落た美容院に行ったことあるけど。あーゆーとこ、疲れまするね。会話もサービスのひとつなのか、無理に話題を拾ってこようとする。かえって気を使ってしまいまする。
 熊のような手をした床屋のオヤジが「曇ってるね」だけ言って、あとは黙ってくれる方がいい。
 しかし、美容院の仰向けで頭を洗ってくれるのは、楽だわ〜。アレを経験して、床屋のうつ伏せで頭を洗ってもらうのが苦痛だって、初めて知った。