別の仮面
今年の春以降、有名人の方が数名、亡くなられておられます。女優、スポーツ選手。素晴らしいパフォーマンスをみせてくれた方たちでありました。お悔やみ申し上げます。
そして、いまさらですが・・・
原田芳雄さん、私は好きだったなぁ。
といいますのも、実は私は、役者という仕事にあこがれておるのです。どなたかが言いました。
「役者という仕事は、自分以外の、別の人生を生きられる」
・・・と。誰だっけ?ひょっとして、『ガラスの仮面』 のセリフだったかな?
私は、自分自身の仮面でさえ、人に認めてもらえない・・・という苦痛を味わってきた。感情を出せないということは、他人には、生まれつきかぶっている仮面さえ無い・・・ということらしい。それを指摘されるのは、苦しい。
役者という仕事は、仮面を付け替える技術なんでしょう。しかし役者でも、オールマイティーに柔軟に、様々な仮面を付け替えられる人は少ないと思う。いつの間にか、路線を決められてるからね。
でも、原田芳雄さんは、仮面の数の多い、数少ない役者のような気がする。映画通でもない私がエラソーなこと言えませんが。でも、好きだった。
弔辞を読んだ石橋蓮司さん、ぶっきらぼうな弔辞だったな。原田芳雄、勝新太郎と共演した 『浪人街』 ・・・格好良かったんだよな、この人。樋口可南子さんが、良かったぁ〜・・・
役者が無理なら、映画でも作ってみてーぜ。
こんな映画だぜ。
・・・誰かがよんだ・・・
スケベ街