片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

不思議な話

 つい先日、日航ジャンボ機墜落事故と、知り合いの女性のお子さんとの、不思議な話をしましたけど・・・
 小さい幼児には、そんなお話、よく聞きますよね。まだ成人してない彼らには、大人に計り知れないアンテナというか、受信能力がある・・・
 そんなお話、よく聞きますよね。



 今からお話しするのは、子供の体験ではありません、成人した大人のお話です。しかも・・・
 私のことなんですっ!
 私は、二十代後半ぐらいまで、不思議な受信能力を持っていました。
 それは・・・

 電話です。



 その時、何も考えていないことが多いです。無心に仕事している時が多かった。そして、体が勝手に動いてるんです。勝手に、立ち上がって、ちょっと離れた電話機に向かって、体が歩き出してるんです。そして、受話器に手を伸ばす。勝手に、手が伸びていく。そして、手が受話器に触れる寸前、



 ジリリリリリンッ!



 と、鳴るんですよ、電話が。
 私は、手を伸ばした動きの流れで受話器を取って、耳に当て、
 「もしもし」
 って、やってるんです。無心で。
 「うわぁっ」
 って、受話器の向こうの人が、驚いてます。そりゃそうかもしれません。電話を掛けて、通話音鳴ってすぐに、ガチャ、「もしもし」・・・ですからね。心の準備も何もないですよね。
 「速ぁっ・・・びっくりしたぁっ・・・なんで?」
 その時には私は、無心の状態を抜けて、
 「い、いや、たまたま、近くにいたから・・・」
 とか言い訳するんですけど・・・ただ、周囲の人が・・・



 そうです。私の一連の行動を見ている周囲の人は、目を見開いて私を見ています。まるで、電話が鳴るのを予知していたような私の行動に、驚いています。ちょっと気持ち悪いかもしれませんね・・・



 そんなことが、時々ありました。家でならいいのですが、職場でそんな行動をしてしまうことには、ちょっと困っていました。しかし、体が勝手に動くので、どうしようもなかったのです・・・



 しかしそれも、その不思議な行動も・・・
 今ではまったく起こらなくなってしまったのですが・・・
 ・・・なぜだろう・・・
 なぜ、不思議な体験・経験、というものはあるのだろう・・・
 そしてなぜ、そのアンテナが消えていくのだろう・・・
 なぜ・・・
 ・・・なぜ、なぜ・・・
 私が・・・




 
 スケベになっちゃったからかな?
 


バキッ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!


 * 一応、実話ですので・・・