片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

未来へⅥ ・・・ 小さきもの

 先日、窓際にてんとう虫がジッとしていたのです。私はそのてんとう虫をつまみあげて、窓を開いて手を外に出しました。そしたらてんとう虫は、まるでその瞬間を待っていたかのように羽根を拡げて飛び去ったのです。糸を引くように飛翔したその先に、晴れた青空が、広く広く拡がっていました。



 ところで、



 私の地域では、カメムシ(知ってます? くさい匂いをだす虫です。画像は載せません。苦手な人いると思うので)が多くて、難儀しております。室内に、どこからか侵入してくる。私はどうするかといいますと・・・
 太目のビニールテープでひっつけ捕らえて、くるんで密封して、ゴミ箱に捨てます。そうすることで、くさい匂いを発する前に退治できるのです。
 てんとう虫との待遇の違いに、カメムシは憤慨しとるでしょうねぇ。カメムシに心があったらね。



 しかし、



 カメムシよりもてんとう虫よりも小さくて、一ミリにも満たないような虫が飛んでたり這っていたりすることがありますね。外に出すことも退治することもしませんわ。そもそもあれらは、「命」なんですかね?

 だとすると、何のために生まれてきたのかと、思ってしまいますね。これってカメムシよりも、待遇悪いでしょうか?
 でもあれらの種は、きっと私たち人間より古くて、おそらくこの先も長く長く続いていくのかもしれませんね。
 長い長い時間を、その小さな小さな命のくせに、自然の変化の中を残り続いていくのでしょうね。







無限の時を刻む大自然


無限数に存在する小さな生命





しかしその生命のほとんどは、我々人類に認知すらされていない。



 小さきことを見つめることは、無限の時間と空間を理解することかもしれないのに、われわれ人類はそのことを考えない。
 

 いったい、


本当の虫けらとは、どちらなのか・・・





 私は、てんとう虫の姿が空に消えてしまったとき、大空を見上げながら心底から湧き出るある感情にふるえてしまったのです。
 








素敵なお姉さんの肩に止まっているてんとう虫を、摘まんでみたいなあ(´∀`*)
 


バキッ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!