1950年のバックトス
おはようございます。
今朝のラジオ文芸館は、
北村薫さん作、 『1950年のバックトス』 ・・・でした。
アユコの息子、ショウタは少年野球に所属しています。野球のことが良く分からないアユコですが、息子の試合の応援にはよく行きます。ある日、義母の節子さんも応援に来ました。孫の試合を見に来た節子さんですが、対戦相手の少年に非常に興味を示すのです。
節子さんは、その少年のプレー動作の手先から足先から、遠い面影を見つけたのです。その少年の躍動から、節子さんの心の奥から何かが躍動し始めるのです。
- 作者: 北村薫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/08
- メディア: 単行本
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節子さんは、嫁のアユコにいいます。
「野球って、こうやって誰かと誰かを、結びつけてくれるものなのね・・・」
きっと私たちは、どこかの誰かと、結びついているんでしょうねぇ・・・。
この世界の途方もない時系列と空間を飛び越えて、結びついてるんでしょうねぇ。
でもそれは、時々にふと考えればいいことなんでしょう。
私たちはいま目の前にある、充実や活動に忙しいのです。いま目の前に、孤独や絶望が立ちふさがっているのですから。
だから、時々、
ふと考えればいいんですよ・・・
北村薫さん
お姉さん、あなたと私はスケベつながりだってねえ・・・
その結びつきは、
どんな荒波も越えるのですよっ!
バキッ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!