片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

なくならないもの①

 体罰、暴力指導・・・
 この問題が取りざたされている渦中、また一つって感じで小さく報道された強豪高校柔道部がありました。
 

 部活では禁止されている危険な閉め技を、後輩に掛けている女子部員がいたらしい。顧問がその女子部員を平手打ちした。





 どう判断すればいいのか・・・






 学生時代、社会人時代、先生、上司からの指導で、唯一温かみを覚えているのは、小学生の時に担任の先生から受けた指導でした。先生は私を平手打ちした。その後に私の肩を抱いたのですが、その温もりは今でも覚えている。


 上記の柔道部顧問は、女子部員を平手打ちした後、どうしたのだろうか?
 そっと肩に手を置くことすらしなかったのか?






 ただの嫌味。自分の保身から来る暴言、果ては鉄拳・・・
 そんな教育や指導は、なかなか消えないような気がする。
 それはつまり、
 私がそんなことをしてしまうような、小さな人間だから、よく分かるって事だけど。







 そして、大きな温もりを持つ指導者の鉄拳も、なくならないような気がするな。
 それは、おさえきれない愛だから。
 それが暴力なら、それはそれでしょうがない。