夢手帳①
大阪、桜宮高校バスケ部顧問が懲戒免職となり、そして、その処分を軽んじるようにと、バスケ部OBや部員の保護者たちから、多くの署名嘆願書が集まったそうです。
これってどういうことなんでしょう・・・
この人たちは、自分は(自分の子供)は、厳しい部活指導を生き残った「勝ち組」で、自殺したキャプテンは、ただの「負け組み」だ・・・ってことなんでしょうか。
きっとそうなんでしょう。
そんなことはないっ!
そういわれるかもしれないが、きっとそうなんだ。
会社で過酷な勤務を生き残れなかった人と、その会社の対応の構造に似ている。
ところで、多くの人が手帳を持っているでしょう。私も持っていますが、スケジュールなどを忘れない上で重要だ。そしてそれとは別に最近私は、こんな手帳を作っていけば面白かろう、そう考えたものがある。
「夢手帳」・・・だ。
- 作者: 渡邉美樹
- 出版社/メーカー: あさ出版
- 発売日: 2012/10/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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夢を実現する手帳の、渡辺氏の「夢に日付手帳」とは、まったく違うものです。
私が考えた「夢手帳」は、まさしく言葉通り、夢の中の手帳なのだ。
人生三分の一は、人は眠っているといわれます。つまり、人生の三分の一は人はみな夢を見ている時間の中にいるのだ。
今、激務に、いわれのない恐怖指導に追われている人はそんな時間はないと仰るでしょう。わかっています。そしてそれを乗り越えることが勝者への道とお考えの人は、渡辺氏の「夢手帳」を実践したらいいのです。
でも、もう耐えられない。もう無理だという人は、私が思いついた「夢手帳」を試してみたらどうか・・・
あなたが三十歳女性だとする。平均日本人女性に合わせて七十歳まで生きるとする。
あと四十年。
その三分の一を睡眠時間とする。
その睡眠時間は・・・
「8時間(一日) → 240時間(一月) → 2880時間(一年) → 115200時間(四十年)」
・・・十一万五千二百時間ということになります。
大げさな言い方で、人間を神が創りしものなら、その生理構造に従わなければならないでしょう。あなたはぜったいに、十一万五千二百時間、寝なければならないのだ。それまで死ねないのだ。
今日何時間寝ましたか?
二時間ですか?
ふらふらでしょう。あちこち痛いでしょう。生への執着が薄れてしまうでしょう。
でもその二時間という数字を、手帳の今日の日付に記すのだ。
あんたはあと、十一万五千百九十八時間、寝る義務があるのだから。
明日は、三という数字かな。それとも、零か・・・
明後日は、来月は、来年は・・・
あんたが消費しなければならない睡眠時間をどうやってとるかだけを、考えればいい。それだけを優先すればいい。
もし、余裕がちょっとでも出てくれば、見れた夢のことでも付け足したらどうだろう。