片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

五千回の生死

 おはようございます。
 今朝のラジオ文芸館は、
 宮本輝さん作、五千回の生死・・・でした。



 舞台は大阪。事情で電車賃が足りなくなった主人公が、真冬の夜、大阪市の南の端から、自宅がある北の端まで、とぼとぼと歩いて帰る羽目になります。その道中に、自転車に乗った変わった男に出会うのです。
 その男の自転車に乗せてもらって、自宅まで帰ろうとするのですが、その男の何が変わっているかというと、自殺願望の塊のように、主人公には見えたのです。



 「俺はなぁ、一日に五千回も、死にとうなったり、生きとうなったりするんや。俺のこと、病気やと思うかぁ?」




 男はそう言って自転車のペダルを踏みます。そんな男のどんな行動をするか分からない自転車の運転で、無事に帰れるのかと身を縮めますが・・・




 「一日に五千回も、死にとうなったり、生きとうなったりするんわ、人間だけやろ。俺のこと病気やと思うかぁ?」


 宮本輝
 

 この頃の宮本作品は、大阪のどす汚れた面が、ごく普通の景色に描写されています。今、改革に走り出した大阪。将来、この街で人は、死にたくなったり、生きたくなったり、どちらが多くなるのだろう。そのバランスは保たれるのだろうか?


五千回の生死 (新潮文庫)

五千回の生死 (新潮文庫)




 私はといいますと、もちろん自転車の男と同じです。
 死にたくなったり、生きたくなったり。
 そして、スケベになったり(^_^)v 




・・・死にたくなったり・・・生きたくなったり・・・スケベになったり・・・死にたくなったり・・・生きたくなったり・・・スケベになったり・・・死にたくなったり・・・スケベになったり・・・生きたくなったり・・・スケベになったり・・・スケベになったり・・・スケベになったり・・・スケベ・・・スケベ・・・スケベ・スケベ・スケベスケベスケベスケベ・・・



スケベ一色になっとるやろっ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!