五千回の生死
おはようございます。
今朝のラジオ文芸館は、
宮本輝さん作、五千回の生死・・・でした。
舞台は大阪。事情で電車賃が足りなくなった主人公が、真冬の夜、大阪市の南の端から、自宅がある北の端まで、とぼとぼと歩いて帰る羽目になります。その道中に、自転車に乗った変わった男に出会うのです。
その男の自転車に乗せてもらって、自宅まで帰ろうとするのですが、その男の何が変わっているかというと、自殺願望の塊のように、主人公には見えたのです。
「俺はなぁ、一日に五千回も、死にとうなったり、生きとうなったりするんや。俺のこと、病気やと思うかぁ?」
男はそう言って自転車のペダルを踏みます。そんな男のどんな行動をするか分からない自転車の運転で、無事に帰れるのかと身を縮めますが・・・
「一日に五千回も、死にとうなったり、生きとうなったりするんわ、人間だけやろ。俺のこと病気やと思うかぁ?」
宮本輝氏
この頃の宮本作品は、大阪のどす汚れた面が、ごく普通の景色に描写されています。今、改革に走り出した大阪。将来、この街で人は、死にたくなったり、生きたくなったり、どちらが多くなるのだろう。そのバランスは保たれるのだろうか?
- 作者: 宮本輝
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1990/04/27
- メディア: 文庫
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私はといいますと、もちろん自転車の男と同じです。
死にたくなったり、生きたくなったり。
そして、スケベになったり(^_^)v
・・・死にたくなったり・・・生きたくなったり・・・スケベになったり・・・死にたくなったり・・・生きたくなったり・・・スケベになったり・・・死にたくなったり・・・スケベになったり・・・生きたくなったり・・・スケベになったり・・・スケベになったり・・・スケベになったり・・・スケベ・・・スケベ・・・スケベ・スケベ・スケベスケベスケベスケベ・・・
スケベ一色になっとるやろっ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!