「ひきこもる」ことについて
ルーム
映画「ルーム」を観ました。
狭い部屋に拉致監禁され続ける母子が、決死の脱出を試みる・・・
実際に起こった事件をモチーフにしたお話です。
外の世界を見る
自分の世界から抜け出して、外の世界を見たい、外の人と交流したい。
とても大切なことだと思います。
どんどんしたらいい。
飛び出したらいい
そしてまた、閉じこもる
そして、疲れて、傷ついて、外の世界が嫌になったらどうしますか?
外の人とは二度と関わりたくないと思ったら、どうしたらいいですか?
自分の部屋に、閉じこもればいいんです。
そして二度と、出てこなくてもいい。
ひきこもるんです。
あなたは堂々とした暗闇の中の光
プロの「ひきこもり」として、堂々としたらいい。
あなたは薄暗い部屋の中でほのかに揺らめくろうそくのように、静かに光を放つ、プロの「ひきこもり」として堂々としていたらいい。
でも、決して誰かを引き込もうとしてはいけません。
映画「ルーム」の、犯人の男のように、寂しいからと言って、弱い誰かを道連れにしようと部屋に閉じ込めたらいけない。
あなたは独りで、孤独を生きていくんです。
それは誇らしい生き方だから。