片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

 新聞の配達の時、いつも小休憩する公園があります。・・・私が時々ウサギの写真を載せるでしょ、あの公園です・・・その公園で休んでいたら、六十代の爺さん配達員が私を見かけて、スーパー・カブのエンジンを轟かせながら、やって来たのです。そして、胸ポケットをごそごそする。そして、
 「あっ、そういやアンタ、タバコ吸わへんかったな。いや、タバコ吸いたくてたまらんかってな、それでアンタ、見かけたもんやからな。・・・しゃあないな、行くわ」
 そう言って、残念そうにスーパー・カブのマフラーから白い煙を出しながら、去って行ったのです。

 しまったなあ・・・と思いました。100円ライターぐらい、持っておくべきだったと、悔いました。
 私は旅行なんかする時に、もってたら便利なものとして持って行くベスト・ワンは、100円ライターです。その次が懐中電灯かな。う〜む、どちらも同じくらいかな。要するに、火ですね(^^)。
 で、実際、どちらも役に立ってる(^_^)。
 そんな私なのに・・・爺さんには悪いことしたな・・・
 ちなみに、アニメオタク配達員(19歳)は、アニメ 『けいおん』 の絵を刻んだジッポをもっている。そのジッポで格好つけて、タバコに火をつけている。
 アニオタでさえそれだから、私も持っておくべきだったのだ。
 
 けいおん

 実質的な火がないなら、気の利いた言葉の火でもかければ良かったのだけれど・・・
 火を求めてきたのが、爺さんではなくて、お姉さん配達員だったらどうするのだ!?・・・お姉さん配達員はいませんが。でも朝刊には、素敵な主婦配達員がいるらしい。そのお方を想定して・・・
 いや、ひょっとしたら、他社のお姉さん配達員が、求めてくるかもしれないではないかっ!


 スケベよっ、修行が足りないぞっ!! 



炎のたからものhttp://www.youtube.com/watch?v=tx6N9m8UJRU&feature=related