スケベ、砕ける
昨日は、釣りに行ったのです。
太刀魚・・・って魚、ご存知ですか。鱗がなく銀色の、薄っぺらくて長くて、牙のような歯を持つ魚。一匹も釣れてないので、あえて画像は載せません(-_-;)
これから、太刀魚シーズン。好きな人にとっては、そわそわの季節でしょう。
夜の海は、当たり前ですが、黒い海です。黒い波が、月の灯りと建造物の光と混じって、ウネウネしている。朝日や夕日と違って、波間を細く延びてくる、灯台の灯り。潮風。何もかもが、別にどうでもよくなってきます。
私は漁師じゃないんだから、釣れようが釣れまいが、どうでもいい。途中から、ウキを見つつも、黒い海に同調するように揺れるように座っていたら。何もかもが、アホらしくなって来る。
開高健さん
昔、開高健さんがその著書で、中国の諺を紹介していました。
一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。
三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。
八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。
永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。
どうも、おかしいなと思っていました。「なんで釣りやねん」・・・と。「なんで釣りを強要されなアカンねん」・・・って。
そうしたら、どうも、開高健さんの紹介は、間違っているらしいのです。
『一時間、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい』
が、正当な諺らしい。それを知った時、うんっ、その通りだっ!・・・と、私は、強く納得しました。要するに、竿と仕掛けを海(または川、湖)に垂れて、自然の中に揺れていれば、一時間ぐらいは幸せなのだ。
ただし、一時間以上は、飽きが来たり、体が寒くなってくるのです。つまんなくなってくる。だから、この諺は絶妙だ。
じゃあ。
じゃあ、
永遠に、幸せになりたかったら・・・
この後には、正当な諺では、何が入るのだろう(・・?)
分からないんです。中国に詳しい人は、知ってるのかな?
永遠に幸せになりたかったら、スケベになりなさいっ!
間違ってるとも思えんがなあ(^^;)、でも・・・
バキッ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!
・・・殴るんですね。アウッ!