片隅の町の幸せ

それは、あなたの小さな幸せ

越年

 おはようございます。
 今朝のラジオ文芸館は、
 岡本かの子さん作、 『越年』 ・・・でした。





 年末、ボーナスをもらったカナエは、その会社の帰り、堂島という男性社員にいきなり、平手打ちの暴力を受けるのです。逃げるようにして去った、堂島。しかも翌日、堂島は会社を辞めていました。
 納得のいかないカナエは、二人の同僚(アキコ、イソコ)にあおられたりして余計腹立たしくなり、堂島の行方を追います。

 昭和初期の作品だそうです。この頃の会社のイメージって、部署内は男性社員たちがくゆらすタバコの煙でもうもうとして、数少ない女性社員は、隅で小さくなっていて、時々、「おいっ、〇〇君っ、お茶っ!」とかエラソーに言われてるような・・・

 岡本かの子

 ですが、この作品を聴くと、当時も男、女としての、関係は、現代とあまり変わらないように感じました。
 そもそも、社会での男と女の問題をえぐるような話ではないので、実際は女性は苦労したのでしょうけども(_ _)。どうなんでしょう?

 パボ 
 
 このお話はそうですね、カナエ、アキコ、イソコの三人は、パボの三人(里田まいスザンヌユッキーナ)を想像してしまうような、そんなお話でした。
 昭和初期にこのような作品を書いた、岡本かの子さんとは、なんと、

 岡本太郎さんのお母上なんですねっ!
 





 ・・・太郎さん・・・






 
スケベは爆発だっ!!