雪の降る町、春に散る花
今週のラジオ文芸館は、
「雪の降る町、春に散る花」作:豊島ミホ
でした。
雪の降る町に住む高校3年の加代子は、春から東京の大学に進学する。田舎を離れ、付き合っている佐々木くんとも離ればなれになることが決まった 3月。上京するまで、佐々木くんとの最後の日々を過ごしながら、加代子の中に込み上げる想いとは。
フォーカスし続けると夢は叶う
「つきあってください!」
加代子は野球部の佐々木くんから告白されて、付き合い始める。おとなしい加代子とくらべて、ひょうきんで人気者の佐々木くん。異なる性格が互いに惹かれ合って、とてもいいカップルになっていく高校生活だった。
この高校生活は、佐々木くんにとって、フォーカスした夢がかなったものだったろう。地味な加代子がなんとなく気になっていた。それが恋になって、付き合いたいと意識し始める。ずっと。そして告白して、受け入れてくれた。佐々木くんの望みがかなったのだ。
望みは、夢は、フォーカスし続けると、叶うものなのです。
そして、高校生活も終わりになって、佐々木くんの夢は終わりを迎えます。なぜなら、加代子がフォーカスし続けた夢は、地元を出て東京の大学に行くことだったから。佐々木くんの夢のその先を、加代子はフォーカスしていたからだ。
二人がフォーカスしていた到達点が違っていたからだ。加代子のフォーカスの到達点に合わせようとしたものの、佐々木くんは東京の大学に落ちて、地元の大学に進学することとなった。
ひょっとしたら佐々木くんには、高校生活の淡い恋以上の、夢を加代子にフォーカスしていなかったのかもしれない。本当の望みなら、なんとしてでも東京に行く方法はあるはずなのだから。
あきらめないなら夢を叶えるのは簡単です
明日の休日の朝はゆっくり起きて、朝マックをしに行こう。こう思ったあなたは、明日の朝マックをフォーカスするでしょう。そして翌朝、あなたは朝マックをしていることでしょう。
これと同じように、あなたは夢をフォーカスし続けてください。朝マックと一緒にするなというなかれです。そういう人が9割の人で夢を叶えられないのです。1割の人が、フォーカスし続けて夢を叶えているのです。
簡単なんです。フォーカスし続ければいいんですよ!
え?そういうあんたはフォーカスしてるのかって?
もちろんですよ~~
私がフォーカスし続けているのわね~~
この目で
フォーカスし続けているのわね~~
夏に向かって・・・そこのお姉さんっ、
あなただっ!
ビシッ!!
バキッ!!(-_-)=〇☆)>_<)アウッ!!