家族写真 作:松井玲奈
こんにちは。
今週のラジオ文芸館は、
松井玲奈作、「家族写真でした」
主人公は、小学6年生・11歳の女の子「アイ」。父親は単身赴任、母親は仕事で夜遅くまで働いている。両親を困らせたくない、でも、まだ甘えたいと揺れ動く気持ち。そんな「アイ」のアルバムには、毎年撮っていた家族写真があった。
あなたは両親からの洗脳にかかっていませんか?
主人公のアイは、”いいこ”を演じています。
周囲の大人からの賞賛・・・
「えらいね」
「小学生なのにえらいね」
「いい子ね」
「うちの子と違って偉いわあ」
仕事で帰りが遅い母親を困らせたくないがために、いい子を演じているのです。そんな我が子を賞賛する母親・・・
「アイがえらいから助かるわ」
「ほんとにアイは大人だわ」
あなたは学校で、会社で、いい子を演じているでしょう?
学校で、部活で、いい成績、記録を出し続けるのは、誰のためですか?
会社で、上司に褒められるために居残り残業、サービス残業、行きたくない飲み会に参加するのは誰のためですか?
私たちは自分の人生を生きているでしょうか?
あなたは、自分を壊してはいけません。
嫌なことはしなくていいんです。やめていいんですよ。
もちろん。
素敵なあなたが、服を脱ぎたくないなら、脱がなくていいんですよ。
なぜなら、
服を着たままのあなたはとても美しいから。
でもちょっと露出してほしいなぁ~
えへっ
バキッ!!(-_-)=〇☆)>_<)アウッ!!